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女性起業家とファッション

女性起業家は第一印象にこだわり抜く!?

ビジネスシーンにおける見た目は、常に相手から好印象で在りたいですよね。

ビジネスにおいての第一印象は、その後の商談や展開を大きく左右してくる内容です。
まして、スタートアップなどの起業家となると会社の信頼がまだない分、少しでも多く信頼を勝ち取っていかなくてはなりません。

相手に「この人には任せられる」という印象を与えるためにはどうすれば良いのか?

そんなことを考えたことがある方もきっと多いはず。

今回は、そんなビジネスシーンにおける正しい第一印象の身につけ方について、ご紹介します。

目次

“3秒”で決まる第一印象

実は人の第一印象は3秒で決まる、と言われています。
メラビアンの法則では「視覚情報」が55%、「聴覚情報」が38%、「話の内容」が7%と提唱されています。
つまり、目から入ってくる情報がなんと90%以上!いかに見た目が大事なのかがわかりますね。

「この人は信頼できそうだな」
「仕事ができそうだな」
「一緒に仕事したいな」

こんな第一印象を持つことができれば、その後のビジネスも円滑に進められます。

ただ、それはつまり、ビジネスにとって有益な情報の有無が、たったの3秒で決まってしまうということ…
第一印象は諸刃の剣でもあります。
象を悪くしてしまうとマイナスからのスタートになり、その後の回復が難しくなります。

ビジネスマナーを守れなさそうといった第一印象になってしまうと、残念ながらマイナスからのスタートです。

そんな事態に陥らないために…
イメージが決まる最初の3秒に、どんなことに気をつけるべきなのでしょうか?

参考にしたい、第一印象を持つ女性企業家をご紹介!

ジェシカ・へリンさん

24歳の時にスタンフォード大学のビジネススクールを中退し、のちにWeddingChannel.comに吸収されたウエディング関連のビジネスを立ち上げた。その後、ジュエリーの直販を行う「ステラ・アンド・ドット(Stella & Dot)」を立ち上げ、年間3億ドル(約307億円)の売上を上げている女性起業家です。
笑顔が際立つような第一印象が目を引きます。

 

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カトリーナ・レイクさん

ハーバード・ビジネス・スクールに在籍している中「スティッチフィックス(Stitch Fix)」を2011年に創業。
2014年中盤に行われた資金調達ラウンドでは3億ドル(約307億円)の企業価値があると評価されました。
カジュアルな服装をよくされているようですが、ビジネスシーンのドレスアップにこだわりが垣間見えます。

 

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清潔感はマスト!

最初に目に入ってくる「身だしなみ」は清潔感がなにより大切。
寝癖がついたまま、シャツはシワシワ、袖にはシミが、靴には汚れが…
こんなことはもちろん、絶対にやめておきましょう。

女性の場合は、ノーメイクよりも適度なメイクをした方がより好印象になります。
普段は楽な格好を好む方も、面接や大切なビジネスの場面では相手が受ける第一印象を考えてコーディネートすることを意識しましょう。
相手に不快感を与えない努力を見せましょう。

見た目に機能性を兼ね備える

仕事がしやすく、動きやすい服装選びや、身だしなみを整えられていますか?
例えば名刺交換の際、手にスマホや名刺入れ、筆記用具などいろんなものを持ちながら名刺交換している方もまれにいらっしゃいます。

このような時は「小物が入るカバンを持参する」「ポケットのある服を着るようにする」など、工夫をしてみましょう。

物をたくさん持ったり、持ち替えたり、落としたり…
そんな姿は、公の場ではあまり他の方に見られたくないですよね。

スマートな立ち姿、振る舞いができるような、自分にとっての最善のスタイルを見つけましょう。

その場所に調和する

身だしなみとは、相手に対して不快感を与えないように整えることです。ビジネスシーンに適した格好を心がけましょう。
当然、身だしなみとオシャレは違います。
この評価の軸は「他者から見た自分」になります。

対して、オシャレは自分自身の個性を表現して着飾るものであり、自分が主体となって楽しむものです。
この評価の軸は「自分」にあります。
自分が楽しむためにしていることがオシャレです。

人に良く見られたいという意味では同じですが、ビジネスの場においてONとOFFを分けることもビジネスマンにとっては大切なことです。
ビジネスシーンで生き残るためには、オシャレと身だしなみの楽しみ方を分ける必要があります。

TPOをわきまえて、ビジネスシーンに相応しい服装選びをしていきましょう。

自信を持てる勝負ジャケットを持つ

そこでおすすめしたいのが、勝負ジャケットを持つことです。
デートの勝負服と同様、「ここぞ!」という時に着用する質の良いジャケットがあると、自分の自信にもつながります。

ジャケットは上半身の印象を決めてくれるので、他が普段通りだったとしても簡単に印象をグレードアップしてくれます。
自分に似合う勝負ジャケット、探してみてはいかがでしょうか。

ビジネスマナーにおいての髪型

仕事が出来る女性の髪型の共通点はどんなものでしょうか?

まず、1つ目が「おでこが見えている」ことです。
対面する人に、表情を全て見せられるように意識しましょう。
また、おでこを見せるということは、相手のことを信頼しているという意思表示にもなります。

次に、2つ目が「髪色が程よい茶色」であることです。
明るすぎるのはもちろんNGですが、「黒」では幼い印象になってしまいます。

程よい茶色であれば、明るい印象を与え、表情も豊かになります。

そして、3つ目が「似合っている」ことです。
今の髪型、なんとなくいつも通りになっていませんか?
わざわざ冒険する必要もないので、同じ髪型を何年も続けていませんか?

そんな方は一度、行ったことのない美容院に言って、美容師の方に「お任せで」とお願いしてみませんか。

自分が好きな髪型と、人から似合うと思われている髪型は違うかも知れません。
成功している女性起業家の方たちに共通するのは、自分に似合った髪型を知っていらっしゃる方が多いような気がします。

自分のこだわりと、人から見た自分の印象、自分に似合うもの…
それぞれのバランスを知るために、人からの提案を受け入れて、似合う髪型を探してみましょう。

第一印象の良い「顔」とは?

化粧は派手過ぎず、清潔感のあるナチュラルメイクかどうかを確認しましょう。
例えば、流行りのデカ目や、カラコン、つけまつ毛、まつエクもやりすぎには注意が必要です。

清潔感の判断要素になりますので、ビジネスシーンにおいて第一印象を良くする「身だしなみ」としての化粧を取り入れましょう。

また、最も注目すべきは「歯」です。
話しているとき、笑っているとき、人は無意識に口元を見ています。
「タバコのヤニで黄ばんでいる」「歯抜けがある」など、こういった状態だと、相手に不潔感を与えてしまいます。そうすると自然と第一印象も下がってしまいます。
最近では歯科医院に通ってホワイトニングを行う方も一般的となっています。

印象を良くするためには、口元から清潔感を出していきましょう。

第一印象から自己管理能力が判断される
仕事に対する姿勢、相手に対する誠意、時間管理など、第一印象から脳内では様々な想像が繰り広げられています。
例えば、髪の毛ボサボサで、スーツはシワだらけの人をみたら、

「この人は朝、寝坊したのかな?」
「スーツも綺麗に着こなせない人なのかも。大切な書類も丁寧に扱えるの?」
「自分の身だしなみを整えるほど時間の余裕管理ができないのかな?」
「スケジュールの管理が雑で、この人に仕事を任せても大丈夫なのかな?」

など、そんな第一印象からどんどんとマイナスな印象が膨れ上がっていきます。
本当は親しみやすく仕事の能力を持っていたとしても、その力を発揮する前に真逆のイメージを持って誤った判断されてしまっていたとしたら、とてももったいないですよね。

仕事の能力や、性格、中身はコツコツ続ければ変えることはできますが、一朝一夕でどうにかなるものではありません。

身だしなみは、ビジネスマナーの中で一番取り入れやすいものです。
すぐ習得できるものですので、早速実行していきましょう。

海外のお客さんへの第一印象

海外取引先との初めての商談や採用面接、海外の本社から社員が来日するときなど、初対面の外国人と会うときには緊張してしまうものですよね。

身だしなみはビジネスマナーの基本中の基本なのは変わりませんが、実は、日本人にとっての好印象と海外の方の好印象は違う場合があります。

日本同様、男性は清潔感のあるビジネススーツが基本となりますが、女性は欧米の場合は多少華やかな色合いでも問題ありません。アジア圏やイスラム圏では日本と同程度の色合いが良いでしょう。

特に気をつけたいのは、デンタルケアです。
アメリカをはじめ、多くのヨーロッパでは日本よりも各段にオーラルケアが進んでおり、歯をきれいに保つことは「信頼」や「自己管理ができている」という印象を与えます。
口臭対策はもちろん、日頃から歯のメンテナンスを行いましょう。

そして、欧米諸国では個人主義や多様性に、日本では集団主義や調和に重きを置いています。
日本人特有の輪を重んじ、周囲に合わせるという文化はチームがマネジメントしやすいという長所がある反面、調和を重んじるがゆえに優秀な才能を生かせないという短所があります。

英語圏をはじめとする欧米諸国では、集団性よりも個人を尊重するように教育されており、日本のように「発言する立場じゃない」「新人だから意見を言えない」と謙遜するような文化はありません。

海外の取引先との会議やプレゼンの場で人との差をつけるには、自分らしさを存分に出し、個性を主張したユニークなものが好印象を残すことができるのではないでしょうか。

見た目に追いつく自分になる

「見た目ばっかり格好つけて、中身がなかったらダメじゃないか」
そんな風に思われる方もいらっしゃると思います。

ただ、純粋な気持ちでビジネスで活躍する自分の姿をできることから求めることが、いけないことでしょうか?

見た目が素敵で、中身も素敵な人に憧れてしまいます。
そんな人に近づける努力を、まず身だしなみのビジネスマナーから始めてみませんか。

ここまでお読みいただきありがとうございました。
また次回もお会いしましょう。

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